古くからの趣のある建物も並ぶ通り沿い
白壁の瀟洒で小さな家
そのドアを開けると
そこには燦燦と陽が降り注ぎ
その外観からは想像もつかないほどの開放的な空間が広がります
この家のシンボルともいえる二方向に伸びる鉄骨階段
素材にこだわって選んだ壁や床や天井材やタイル
吹き抜けの小窓や空だけ見える天窓
どれもが各々にそこに或る存在意義を放ち
一つとして無駄の無い快適空間を形作っています
2間間口の中に溢れるほどの笑顔と幸せを詰め込んで
今日も凛として建つ
115.99㎡(35.0坪)
出会いは昨年の夏。KURAHOUSEのスタイルを気に入って頂いているとお電話でお問い合わせ頂いたのが最初で、一緒に土地探しからのスタートでした。
穏やかで素敵な雰囲気を纏ったご夫婦が選ばれたのは、道路沿いに新しい住宅と古くからの住宅が混在して立ち並ぶ地域。
その家々の間のごく小さな古いアパートが建っている敷地。
立地とご予算を重視されての選択でした。
敷地の間口が6m弱。隣地からの離れや北側斜線等の制限を考えると建てられる建物の間口は「2間(3640㎜)」がMAXでその中に3LDKの部屋数とご要望をどのようにプランニングしていくかが課題でした。
東西南の隣家が囲むように建ち並んでいたので、採光をしっかり取れるようにということと、廊下等を極力設けず居住スペースを最大限に取れる間取りをご提案したいと思い考えたのが、建物の中心に吹抜けを設け光を採り入れることと、階段を二方向に分けて二階の居室を設えるという方法でした。
そして、LDの広さが少しでも広く見えるのではないかというご主人からの発案もあり、ウッドデッキを設けることで内と外が緩やかに繋がる広がりのある空間になりました。
木造軸組工法+パネル工法
発泡ウレタン
ガルバリウム鋼板横葺き
窯業系サイディング下地+吹付塗装仕上げ 一部無垢レッドシダー貼り
ALL樹脂 LOW‐e複層ガラスALガス入り
無垢オーク床(一部オーク突板床)
オーク突板貼り
鉄骨階段
漆喰塗り(キッチン壁一部EPグレー塗装仕上)
81.97㎡(24.81坪)