施工事例を更新いたしました|斉う家

『日常の晴れと褻』

住旅コラム 2024.2

  • 旅の続き

    数カ月間の目まぐるしく楽しかった住まいづくりの旅が終わると、新たな家族での暮らしという旅が始まります。誂えを尽くした住まいという器の中にご家族でどんな料理や味付けをしていくのか、ご家族の歴史を物語るその旅の続きと日常の中の晴れと褻の愉しみ方を豊かな季節の移ろいと共にご紹介していきます。

あわいの2月

東北ではまだまだ雪が降ったり冬真っただ中の雰囲気が漂う二月。それでも時折暖かな太陽の温もりを感じたり、道端の小さな花に春が近づいていることを驚かされたり、冬と春が行き来するあわいの2月。そんな季節の境を愉しむ中、春を待ちきれないとばかりに花や緑がやさしく揺れるOB様宅を訪問し、お住まいの「お気に入りの場所」とそこに纏わるこだわりの住まい方のお話を伺ってきました。

Data

コーヒー薫るアイランドキッチン

コーヒー豆はご主人のカフェでも提供している 「いずみや珈琲豆専門店」さんのものをご愛用
  • 7:00

    いつもより寒い日の朝にはストーブに少しの時間だけ火を灯して暖をとります。そのひと手間が心を温めてくれます。その間にカフェを営んでいるご主人が豆を挽きハンドドリップで丁寧にコーヒーを煎れるそう。朝の忙しい時間にもご夫婦のコミュニケーションを愉しむ豊かな時間が流れます。そのお二人の間にはこだわりの造作のアイランドキッチンが鎮座しています。

お気に入りの トヨトミの 黒のダルマストーブ

音と香りに浸るリビング

ご主人のお父様から譲り受けた和箪笥にオーディオ機器を組み合わせて使用中
奥様お気に入りのBGMは「羊毛とおはな」さんの『手のひら』という曲
  • 11:00

    奥様はご主人とお子様たちを送り出した後お気に入りの音楽をBGMに掃除や洗濯の家事をこなします。一通り終えるとソファーに座って映画やドラマを鑑賞しながらゆっくりほっと一息。以前は一人でランチに出掛けたりもしたけれど、いまはこの空間で好きなものを愛でながら過ごすほうが好きとお話して下さいました。あちらこちらに飾られたお花や植物のフレッシュな香りも相まって五感が満たされる時間が流れます。

目と舌で味わうダイニングスペース

  • 15:00

    昼下がり。時にはお友達を招いたり、時には一人で、時にはお子さんたちと明るいダイニングスペースで楽しむおやつタイム。美味しいコーヒーと手作りのスイーツが目にも美味しいく心が満たされます。格子やブラインドの隙間から漏れ光がまた楽しい。

この日のおやつはご主人手作りのオープンシュー。ご主人が営む作並のカフェ「山の季」さんで味わえます。万古焼の珈琲カップは色は違えど、同じサイズやデザインのものを購入してしまうそう。
小上がりにも面している吹抜けは陽射しが燦燦と降り注ぎ植物たちも元気になる場所。あまり植物に興味が無かったご主人もその様子が嬉しくて好きになったそう。

家族を迎える玄関

  • 16:00

    季節の花や植物がいつも華やかに迎えてくれる玄関。ミモザ、コデマリ、ミツマタ、コブシ……好きなお花は数えきれない。家族の気分も上がる⤴

私の好きなスタンダード
玄関土間に埋め込まれた真鍮製の文字がお客様を歓迎します。

「ここがいいよね」

  • 20:00

    二階の階段ホールに設けた小上がりスペース。ここからは仙台市街が一望でき、夜景も楽しめるスペシャルな場所。時にはその眺望を一人占めしながら筋トレしたり、時にはご夫婦でお酒を嗜んだり、時には家族で花火を楽しむ特等席になったり、ここも家族みんなが大好きな場所。


ご主人のお好きなレトロなランプや照明器具がたくさん。知人やお父様から譲り受けたり、道具屋ホリデイズ HOLIDAY’Sさん(上杉)、SANNPO古道具店さん(川平)等へ掘り出し物を探しに行くことも。

「お家時間が増えたね」

ご夫婦共々、新居にお引越しされてから「お家時間が増えたね。」と微笑み合っていらっしゃいました。以前は外食に出掛けたりもしたけれど、いまはご主人がお休みの日にお家のベランダやお庭でBBQを楽しむ回数が増えたそうです。ご主人はランプやレトロな照明器具がお好きで、奥様はお花や植物がお好き。自分たちの好きなものに囲まれて暮らす日常はとても落ち着くので、出かけるよりもお家時間が心地良いそう。ナチュラルな中にも和やアンティークのテイストが盛り込まれたS様の個性溢れる空間作りは是非お手本にしたいと思わされます。やさしい空気感と明るく和かな陽光の中、楽しそうにお話されているお二人の関係性がとても微笑ましく胸がじんわりとあたたかくなりました。

『日常の晴れと

  • あわいの2月 2024.2