数カ月間の目まぐるしく楽しかった住まいづくりの旅が終わると、新たな家族での暮らしという旅が始まります。誂えを尽くした住まいという器の中にご家族でどんな料理や味付けをしていくのか、ご家族の歴史を物語るその旅の続きと日常の中の晴れと褻の愉しみ方を豊かな季節の移ろいと共にご紹介していきます。
夏の強烈な暑さも和らぎ、冬に向けて肌寒くなる秋。空は澄み渡って⾼く⾒え、さわやかで⼼地良い⽇が続くあきうららの⼗⼀⽉。
そんな秋空のような気持ちの良い“斉う”(ととのう)⽣活を送るOB様宅へ訪問し、休⽇の過ごし⽅とお住まいの「お気に⼊りの場所」、そこに纏わるこだわりの住まい⽅についてお話を伺ってきました。
休⽇もいつもどおりの時間から⼀⽇が始まります。綺麗に⽚付けられたアイランドキッチンのカウンターに集まって朝⾷です。
⽞関⇔パントリー⇔キッチンが繋がる便利な家事動線になっています。キッチンの背⾯は引き⼾で隠せる収納です。冷蔵庫・家電・⾷品が仕舞われていますが隠す必要がないくらい奥様によって整理整頓されています。
朝⾷が終わったら休むことなくランドリー室へ。「ランドリーは綺麗な空間」と⾔う奥様。お気に⼊りの洗剤で洗濯スタート!
洗濯が終わるとお⼦様と⼀緒にランドリーへ。綺麗になった洋服を楽しくハンガーへ掛けて⼲していきます。
お⼿伝いが終わったお⼦様はLDKで遊びます。遊んだおもちゃを⽚付けることももちろん忘れていません。
外出していたご主⼈様が帰宅。パントリーで脱いだ上着は外のホコリをしっかりはらうことがH様邸のルールです。
奥様の家事がひと段落。次は、⼀週間分の買い出しへ⾏くことに。洋服が⼤好きな奥様⾃慢のクローゼットは美しく整えられているため洋服選びも楽々。⼤きなミラーで確認です!
ご夫婦共に働いているH様邸。奥様が中⼼となって作り出す整理整頓された清々しい空間は、とても快いお住まいです。「早く帰ってきたい家です!」というご主⼈様のお⾔葉がすべてを物語っています。